対戦ゲームで強くなるためには
みなさんこんにちは、まつもとです。
以前に書いた「対戦ゲームで勝てない人にありがちな事」が好評だったので、今回は「対戦ゲームで強くなるためには」について話していきたいと思います。
※注意※
この記事には
・あまり気持ち良くない表現
・個人的な意見
などがあります。
また、この記事をスクリーショットやコピーなどで切り取ってSNSなどに上げる、または類似する行為はおやめください。
それでもよければどうぞ
僕の記事を読んでいる方は分かると思いますが、僕はとても口が悪いです。
それも当然です。オタクの煮凝りが根城とするスラム街(別名カードゲーム界隈)出身なので品性のない人と切磋琢磨してきました。
その上で色んなゲームに触れてきましたが、どのゲームでもトッププレイヤーまではいかないにしろ、大規模大会などである程度いいところに行けるようになりました。
そして、僕がコーチングした人の中にはスキルが全然伸びない人やめちゃくちゃに伸びた人もいます。
なので、そういう伸びる人/伸びない人の特徴も含めて話していきたいと思います
今回もオセロニア基準で話していきます。
ネタバレしますが学ばない人が伸びません。人間は知能があり学習能力が高い生物なので伸びない人は人間じゃないです。
一緒に人間を目指しましょう。
自慢
✌️
・対戦ゲーム用語
色んな対戦ゲームの用語が出てきます。これから話す前に一旦解説します。記事に出てこない単語もありますが、今更人に聞けないものもあると思うので読んでいってください。
・プレイング(プレイ)
プレイング(Playing)とは、ゲーム中の様々な場面において、判断を迫られた際にプレイヤーがとる選択や行動のこと。(MTGwikiより引用)
プレイングがいい、とかプレイが上手いとかよく言います
プレイングミス、プレイミスの事をプレミと言ったりもします
PSとよく言われているのはプレイスキル、プレイングスキル、プレイヤースキルなど様々ありますが概ね全て同じプレイングの正確性です。
・アド
advantage(優位性)の意味をもつアドバンテージの略。
カードゲームでは基本として
ハンドアドバンテージ(手札の枚数での優位性)
テンポアドバンテージ(試合の流れでの優位性)
ライフアドバンテージ(ライフ差での優位性)
などがあり、逆にアドバンテージを失うようなカードをプレイしたり、プレイングによって損してしまう事をディスアドバンテージ(ディスアド、アド損)といいます。
オセロニアでよくアドと言われてる数値はライフアドバンテージです。
分かりやすいのはウィブサニアとトゥールラですね。
ウィブサニアは4500ダメージです。これも4500アドですが、トゥールラは3200ダメージと2000回復です。これは3200アドではなく、5200アドです
トゥールラは3200ダメージ+2000回復で相手に5200差をつけます。
単純なダメージ表記ではなく、どれだけライフアドバンテージをつけられるかがオセロニアでアドと呼ばれる概念です
トゥールラぶっ壊れてんな
・完コピ
完全コピーの略。デッキ構築などをそのままそっくり真似る事
・択
選択肢の略。
使用例
これ択(選択肢がある)だなぁ!
・カードプール
①使用可能な全カード、②デッキに入れることができるカード群③自分が持っているカードなどを指す
使用例
①カードプールを覚えて初見殺しされないようにしないと...
②マナデッキ、カードプール狭すぎないか?
③こんなカードプールじゃカップ戦まともに戦えないよ...
デッキトップ
山札の一番上、大体次引くカード
山札の一番下はデッキボトムと言う
・腐る、死に札
使用出来なくなる、効果がない事を言う
例
アンチヒール入れたいけど耐久と暗黒以外腐る(死に札になる)から迷うなぁ
・事故、事故る
想定した動きができない事をいう
例
初手にエンデガとヴァイセきちまった...事故だよこんなん...
・裏目
裏目に出るの略
取った選択で不利になる事。
例
うっわ、ヴィナ置いたらバハ打たれた...裏目だ...
簡単なのはこんなところでしょうか。
それでは話していきます
・こだわりを捨てる
根幹の部分です。
「このデッキで勝ちたい!」「このデッキは使いたくない!」「人に教えを請いたくない!」
無駄です。そんなこだわりは捨てましょう。
しかし、デッキに対するこだわりを持つのは悪いことではありません。結局はモチベーションとの戦いです。
ただそのこだわりはある程度のスキルが携わってから持つもので、結局勝てないとモチベーションの低下にもつながります。プレイスキルの基盤を学んでからこだわると勝てるようになる事もあります。まずは色んなデッキを触ってみましょう。
そして、上手い人に教えを請いましょう。と言っても別に直接弟子入り〜みたいな事はしなくても有識者がYouTubeやブログに情報を載せてくれています。座学も大事ですよ。
これ絶対伸びないなって人の例に「下手なのにプライドが高い」があります。
僕が前に「でかい大会で優勝したいから教えて欲しい」とAさんに言われたので、理詰めで教えていたら「そんな一手一手で教えられると息苦しいからいい」と言い、自分のプレイを押し通しました。
案の定その人はTier4くらいのデッキで大会に挑み、結果を出せず、デッキや引きのせいにしていました。
同じようにBさんに教えた時、逆にBさんは何でもかんでも疑問に思った事を聞いてくれました。
僕が教えたことに対して「ここは〇〇が出てくる思って××を出したんですけど、違うんですか?」と、理由をつけてです。
このBさんが言っていることは結局プレミでしたが、僕が話した事に対して素直に疑問を抱いたら聞き、納得したら吸収する素直さがありました。
結果、このBさんは64人規模の大会でベスト8まで上り詰めることができました。
元々素質はあったのかもしれませんが、自分が正しいと思ってしていたプレイを否定されて向き合う事ができる人は伸びていきます。
プライドを持つと自分のプレイが正しい!という固定概念に囚われてしまいます。その結果学ぶ事をせず勝ちきれなくなってしまいます。
このプライドの高さが「勝ちたいのに勝てない」の根幹です。
勝率が上がっていい感じに強くなるまではプライドを捨てひたすらプレイスキルの上昇に時間を割く
↓
勝率が上がって自信がついてきたらこだわり、プライドや上昇志向を持ってモチベーションを保つ
これが長く続けられていく人が短い期間で強くなっていく流れだと思っています。
・プレイングを言語化する
なんのこっちゃ?と思いますが
例えば相手がシアンの時に自分が白番で1手目にX打ちしたとします。なんでX打ちしたか明確に理由を言える人が勝てる人です。
お前はシアン相手にはどれだけ手駒が弱くてもX打ちをするのかと
もちろんそんな事はないでしょう。とにかくなんでもいいです。理由を明確にしないと同じ局面に出会った時にプレイがブレ、それが勝率の不安定さに直結します。
自分がやったプレイを「〇〇をD5に打った!強いから!」じゃなく「〇〇をD5に打つと次ターンここに打たれてもその次のターンここに打てば相手はD5の駒を取っても今打った駒のコンボが通る」と言語化する事で理論として自分の中に落とし込むことができます。
難しそうですか?
うるせぇ。やるんだよ。
やってみたら慣れます。少なくともやらないよりは自分のプレイを振り返る事ができるので課題も見えてくるでしょう。
完璧にやらなくてもいいので、感覚でプレイしないように心がけましょう。
・セオリーを覚える
絶対に覚えてください。
結局対戦ゲームは基礎が大事です。スポーツの部活動にいた人は分かると思いますが最初に覚えるのはフォームです。フォームがボロボロの状態で試合に臨んでも上手くいかないか怪我します。
オセロニアでいうフォームは定石ですが、定石を覚えると自分の使用デッキ毎で有効な打ち方が分かったり、逆に相手のデッキの苦手な打ち方も分かっていきます。
シアンにはX打ち!!!とか火炎には平行打ち!!!みたいな。
もちろん絶対に正解って訳ではないので、そこはデッキ、手駒や相手が出した駒との相談になります。
その他打ち方や構築上のセオリー、対戦環境(シズマ、カップ戦、ロイヤル)のセオリーなど、覚えていて損はありません。セオリーはいわば今までのプレイヤーが培ってきた集合値です。100%の正解ではないですが正解に近いものなので覚えていて損はありません。
そして、セオリーを知っていればセオリーから外れた行動に意味がある事を知ることができます。
「その置き方するって事は辺置きの駒持ってないかも」とか「そのデッキで初手Xって事は手駒が強いかもしれない」とかです。
読みの幅を広げることができるので積極的に覚えにいきましょう。
・選択肢をできるだけ持つ
「ここはこれしかないでしょw」は人間ではありません。
先ほどセオリーの話をしましたが、セオリーは100%の正解ではありません。絶対に例外があります。
流石にセオリーを覚える人は多いですが、セオリーが絶対に正解だと思う人がいます。
速攻竜がX打ちを多用すると言っても、X打ち以外の打ち方が負けに直結するわけじゃありません。
しかしX打ちするのが微妙な場面で何も考えずX打ちするのはもう何のために脳みそがついてるのかと
その凝り固まった脳をほぐすか僕にください。脳はなんぼあっても困りませんからね。
なので「ここに〇〇打ちたいけど、こっちでもいいな...どうしよう」と場面場面で必ず考えましょう。
考えた末の打ち方なら間違っても学びになります。勝ちたいならいくつか選択肢を持って選択肢毎にメリットやデメリットを見つけ、振り返りをして学びを得ましょう
・負け/プレミに怯えない
負けてもプレミしても死にません。
練習段階は1個のプレイスタイルではいかず、プレミしてもいいので色んなプレイをします。もしかしたら凄くいい打ち方を開拓するかもしれませんし、「場合によっては強い」みたいなものが無限に生まれるので対応力も上がります。
基礎を学んだ後はもうありえんプレイをどんどんして学んでいきましょう。そのプレイがダメならダメでやめればいいです。死にません。
何度でも言います。プレミで人は死にません。
まぁ殺そうとする人はいるんですけども
プレミした人を鬼の首を取ったように殴りかかる人はいますが無視しましょう。そいつは人間ではありません。
勘違いしてはいけないのが、プレミした時に教えてくれる人もいます。それはちゃんと聞きましょう。言葉選びが悪くイラッとする時もあると思いますが、情報はどれだけあっても足りません。貪欲にいきたいですね。
・結果論で考えない
結果論は人の成長を妨げます。
どこかの記事でも言いましたが、選択肢A、BがあってAを選んで結果的にBを選択すれば勝っていたパターンはあります。
この場合、Aの選択肢がプレミというわけではなく、Aの選択肢の裏目を引いただけでBの方が勝つ確率が低い場合が考えられます。
同じ状況に遭った時にAを選んだほうが勝ちやすい、と思ったならそのプレイをブレさせない方がいいです。結果論で考えると同じ状況で勝つ確率が低いBを選んでさらに勝てなくなります。
プレイが正しかったかどうかを結果だけでなくその場の状況で判断しましょう。
それと「勝ったからいいや」は本当にやめたほうがいいです。
勝った試合の中にもプレミしてその後の引き次第で負けていた試合も出てきます。
次同じ事して勝てる保証もないので勝った試合も振り返るのがベストです。
プレミ警察は結果論で語る人が割といます。あっこれ結果論だなと思ったら無視しましょう。
それと絶対に運による負けは存在します。どう考えてもプレイによる負けになる理由が見つけられないならさっさと割り切りましょう。考えすぎると沼にハマります。
ちなみにガチガチの理論派だった僕は沼にハマりすぎて意味がないのに気づくまでの1年間くらいを無駄にしました。ある程度の割り切りは大事ですね。
お金を稼ぐ
これが真理です。自由に使えるお金を用意しましょう。
環境は目紛しく変化していきます。プレイがうまいだけでも、どんな理論を持っていても、駒が揃ってなければそれを実戦で活かせません。
特にオセロニアは他の対戦ゲームと比べて駒の入手難度が圧倒的に高いです。勝ちたいならお金の使い方を考えましょうね。
友人を作る
一番難しそうですね(笑)
ちなみに僕は友人がそんなにいません。誰か僕と友達になってください。
というのも、結局は楽しく学んだほうがモチベーションの維持もできますし、フットワークの軽い友人と通話しながらオセロニアするとかでも1人でやるよりずっと上達が早いです。
それを!!!!!俺がやっていたら!!!こんな記事書かないんだけどな!!!ガハハ!!!
僕は基本独学です。笑ってやってください。笑ったらブロックします。
いかがでしたでしょうか。
まだまだ書く事はありますが、結構細かいのでこの辺で終わっておきたいと思います。
今回書いた思考で学んでいくと他の対戦ゲームにも活かせます。
遊びだし趣味だしゲームだしで本気になる必要もありませんが、やるんなら楽しめる程度には勝てるようになりたいと思っています。
あくまで僕の考え方を話しているだけなので、この価値観も100%正しい訳じゃありません。ただ、参考にしていただければ幸いです。
それでは、今回はこの辺で終わりたいと思います。大分長文になりましたがここまで見てくださった皆さん、ありがとうございました!
それでは〜