まつもと、残業に打ち勝つ

オタクのブログです

暗黒の構築論と再現性の話+おまけ

みなさんこんにちは、まつもとです。

 

以前に紹介した記事がありますが、初心者向けに基礎を解説したものなので今回は少し深いところについて語っていきます。

 

以前の記事

https://komugin0521.hatenablog.com/entry/2022/12/10/141456

 

 

※注意

・この記事は僕個人の考えを述べる記事なので必ず正解というわけではありません。あくまで参考程度に見ていってください。

 

・記事の一部を切り抜き、スクショ、またはそれに類似する行為はおやめください。

 

それではどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

サムネ

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【はじめに】

詳しい内容について話していく前に、まずは軽いあるある偏見について僕の考えを話していきたいと思います。

 

Q1.暗黒なんてシェンメイ引いて投げるだけのデッキでしょ(笑)

 

YouTubeのコメント欄とかではよく見るあるあるですね。

 

A.よく分かってるじゃん。その通りだよ。

 

はい、暗黒はシェンメイ引いてぶん投げるデッキです。ここまで分かりやすいデッキの説明もないでしょう。

 

正確にはシェンメイを引くまで耐えつつワンパンできるラインまで削って投げるデッキです。

 

 

 

 

Q2.暗黒規制しろ。

 

A.使う側に回ろう

規制しろって言っても運営がしないなら使う側に回ったほうがまだいいぞ。

頼んで全部規制してくれるんなら神殴りも規制してくれ。そうしないと竜はずっと不遇なままだぞ。

 

実際、魔単は暗黒に対してデータに出ている通りかなり不利です。ただ魔を使いたいなら暗黒に対しての打ち方や構築は多少考えてみましょうね。まさか切断したり何も考えずいつも打ってる打ち方をしてないでしょうね?

 

とはいえどれだけ頑張っても不利は不利、魔を使わないか魔を使って研究するかは個人にお任せします。

 

 

Q3.使っても使われてもつまらん

 

A.僕は楽しいよ

 

他人のネガティブコメントにバイアスがかかってるから使っててもつまらなく感じる方もいるでしょう。もちろん暗黒の動きが合わない人もいると思います

 

強いデッキを使って楽しいと感じることができるので僕は恵まれてるのかもしれませんね。みなさんにもそういったデッキが現れる事を願います。

 

 

 

 

 

 

こんな感じですかね。それでは本題に入っていきます。

 

 

 

 

 

構築論

構築論とは、デッキを組む際にこう言う事を考えて採用してますよーといった理論です。

 

まず暗黒についてのコンセプトは「シェンメイを引くまで捕食で耐えてワンパンできるならワンパンする」です。

 

このコンセプトを崩さないために僕が大事にしているのはデッキの再現性です。

 

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・鱗を置く

・捕食する

・シェンメイで〆

 

こういったコンセプトを可能な限り毎試合できるかどうかが再現性です。

 

この画像を元に書いていきます。

 

S捕食2枚編成

S捕食2枚編成の強みは2点あり

・引いて弱い場面が少ない

・捕食量が高い

です。

 

1点目の「引いて弱い場面が少ない」についてですが

S1枚をメイレンやゲイ・ボルグのようなアタッカー、納涼レオノーラやクリスマスオーのようなS置きバフにする場合、後半捕食が欲しい時にこれらを引いて負けに直結するパターンがあります。

 

Sバフは鱗と同じで相手のダメージの削りが速いと置きにくく、アタッカーもピンチの場面でワンパンできなければ次に飛ばされないようにお祈りしかできません。

 

S捕食2枚にする最大の利点は、捕食以外の駒を極端に減らす事で生存率を上げる事にあります。

 

この構築の弱点というかアタッカー2枚やSバフ編成のメリットですが、アンチヒールに対して打てる駒が増えるという事です。

 

なので僕はB駒はテラガイオやヴェロキラプターでなくクリスマスリュークリエを採用しています。アンチヒール除けですね。

 

また、現環境だとS捕食2枚編成の方が有効な理由があります

 

それはリアンツィールが流行っているという事です。

 

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もう親の顔よりみましたね。

このデッキタイプが出てきたことによって、デッキ単位のパワーの他に再現性が必要だと考えています。

 

最速でSバフが置くことができるという自信があるならそれでもいいですが、序盤の削るスピードが早すぎてSバフを引いた時に「これがS捕食なら...」が発生しやすいです。

 

この「Sバフを途中で引いて腐らせる」というパターンが「シェンメイ引くまで耐えてワンパンする」というコンセプトの再現性が損なわれる要因です。

 

ちなみにこの構築が絶対ではなく、再現性を損ってでもSバフやSアタッカーを入れる場合があります。

 

神単やヒュプノス、混合、速攻竜や魔殴りが大量にいる殴り補正です。

 

一撃の火力があまりに高すぎるのでバフを置いて全体的な捕食量を上げたり、シェンメイのワンパンラインの緩和したりします。

 

ヒュプノスデッキのリポーズやルインに対してはSバフでゴリ押しも視野に入れてます。

 

Sアタッカーに関してもシェンメイの遅引きに対応できないダメージを与えてくる補正ではメイレンなどを入れて早期決着を目指します

 

なので今回僕が紹介した構築どの補正でもこれ!というわけではなく、あくまで無補正や魔補正での僕のお気に入り構築になります。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

Q.アンチヒールきつくね?

きついです。魔単ではケアができるってだけでアンチヒール置かれたところで負けないというわけではありません。

 

また、1番きついのはヒュプノス、天禊、リアンツィール等の「入ってるか分からないデッキからとんでくるアルト」です。

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魔単だと「ハルマルは入ってるから」と警戒できますが、さすがに他デッキに対して警戒してもしょうがないです。

 

なのでアルトに関しては完全に諦めてます。余裕がある時は警戒しなくてもなんとかなりますが、余裕がない時にケアしてもプレイにブレが出てアルトが来なくても負ける場合があります。あくまで「魔単でのアンチヒールはケアができる」だけです。

 

Q.魔単のアンチヒール2枚編成はあり?

暗黒だけに勝つんならありですが、あいにくどの補正も暗黒しかいないわけじゃないのでナシ寄りです。魔補正ならアリかもですね。

 

また、無補正で暗黒を対策したいのなら役割の多いメタ駒を入れた方が全体勝率は高いと思っています。

 

ミアズマ、蝕毒などのデバフスキル等は神単や混合殴りにも有効であり、ヒュプノス相手にも最低限吸収や毒でのダメージは与えています。

 

アンチヒールはフェイルノートの矢筒コンボやイシュタルの捕食には有効ですが、駒単体にメタを張りすぎているので活躍しづらいです。

 

以前にメタ駒が弱いという記事を書いているのでそちらも時間があれば読んでみてください

 

↓オセロニアに置けるメタ駒の弱さ↓

https://komugin0521.hatenablog.com/entry/2023/05/17/172648

 

 

暗黒でのアンチヒールケア

しっかり暗黒を使っている方はご存知だと思います。

 

僕が紹介しているデッキでの魔単相手のアンチヒールケアを一通り説明します。

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リュークリエ(Bバフ駒)を手駒にかかえる

アンチヒールを打たれた時に避ける為です。

 

②ガラン、エルケスを先に切る

アンチヒールを打たれた後、ロックを打たれると捕食駒を釣られる可能性が高いです。

 

リュークリエを持っていれば基本的にリュークリエが出ますが、ガランやエルケスはリュークリエよりATKが低く、①でのケアが無駄に終わります。

 

また、トネルムや龍麗などのバフ駒に当ててくる場合があり、捕食駒でコンボしてしまうと大ダメージを受けます。

 

ルキアやハロカードのコンボなら取らなくても大したダメージを受けることがありませんがシェンメイでのワンパンラインが遠のきます。

 

なのでできるだけ負け筋を減らす為にガランやエルケスは先に切り、リュークリエが釣られるように手駒を調整します。ロック打たれたターンのトップで引いたら割り切りです。

 

ガラン、エルケスの両方を引いた場合はどちらか先を切り、アンチヒールを打たれたターンにもう片方をおきます。(先にエルケスが望ましい)

 

アンチヒールが打たれる前にロックでリュークリエが釣られる場合があり、アンチヒールが効いている2ターンの両方で捕食駒を打ってしまってはコンボしてなくてもきついです。

 

③2枚目のバフ駒は置くタイミングを考える

リュークリエもガランもエルケスも必ず手駒に来てくれるとは限りません。アンチヒール1ターン目をできるだけ安全に過ごすなら2枚目の鱗は抱えておきましょう。

 

なぜ2枚目かというと、1枚目から抱えてしまうと毎ターン1000↑ダメージ+相手の毒、吸収等のダメージがカットしきれず、捕食が間に合わずアンチヒールを打たれたターンにHPを保てないからです。

 

アンチヒールにビビりすぎるとそれはそれで負けるのでケアできる範囲でケアしましょう

 

④捕食駒の捕食量とATKを覚えよう

簡単な例を挙げますが、アンチヒール→ロックで釣られやすく、かつ捕食量が大きいのはクリスマスキリアです。

 

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捕食量ランキングで調べれば出てきます。

この構築だと

捕食量

1位 ラエフォート

2位 クリスマスキリア

3位 アイドル香蘭

4位 金エルケス

5位 フォイムント

6位 闘化ガラン

7位 闘化リンド

8位 エイプリルムスタバ

 

 

ATK

1位 闘化リンド

2位 エイプリルムスタバ

3位 フォイムント

4位 ラエフォート

5位 アイドル香蘭

6位 クリスマスキリア

7位 闘化ガラン

8位 金エルケス

です。

 

捕食量が高く、ATKが低いクリスマスキリアや金エルケスはアンチヒール→ロックで釣られやすくダメージが大きいので早めに処理しましょう。

 

 

 

⑤アンチヒールを打たれるタイミングを覚える

説明しにくいので僕の配信に来てください。聞かれなくても勝手に話してます。

 

メルヴェユールや魔フェリヤを使ってる方はここで打ちたいってタイミングがあると思います。大体そのタイミングに打たせないか打っても耐えるようにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

他にもたくさん話したいことがありますが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

 

暗黒を使ってる方、始めたばかりの方で「他にもこんな事やってるよ!」って方はぜひ教えてください。

 

それではここまで見てくださってありがとうございます!

 

他の記事も書いているのでぜひ読んでいってくださいね!

 

それでは〜