マナデッキはどうしたら強くなるのか
みなさんこんにちは、まつもとです。
僕は基本暗黒ばかり使っていますが、それとは別に特殊な挙動をするデッキをよく使います。
その一つがこちら
マナです。
今回はこのマナデッキについて語っていきます。
説明しながら強みや改善点を語っていきますので、知らない人でも楽しめる内容かと思います。
※注意※
個人的な意見を含みます
記事の一部を切り取ったり、スクショ、それに類似する行為はおやめください。
では語っていきます
マナデッキとは
2022年、つまり今年出たデッキタイプで、毎ターン【マナライズ】や【エーテル】等のスキルを使用し、白/黒に振り分けられているマナを貯めていき、波動で一気に大ダメージを与えるデッキです。
全ての駒は混合デッキ条件かつマナスキル(マナを溜めるスキルを持つ駒)が10枚以上入ってる時に初めて効果が発動します。
マナライズ
[悪魔カワイイ]オズ、[小さなロイヤルSP]ミーザなどの【マナライズ】の駒は、毎ターン白と黒を5ずつ貯めてくれる安定した駒です。(今後マナ表記は5/5とします)
また、このスキルは今の所リーダーオーラ専用のスキルなので、【マナライズ】→リーダー条件のオーラでマナ貯めるスキルだと思っていてください
このデッキの基盤を担っている駒で、波動ダメージ+回復、さらにマナを溜める効果を持っています。
[花咲く歌声]彩祥名花(さいしょうみょうか)は800波動1000回復、5/5ブーストします。
驚かないで聞いて欲しいんですが、この駒はA駒の中で強めな部類です
[幸運の女神]フォルトゥナは2ターン完結で合計1200波動2000回復、20/20ブーストします。
このように、【エーテル】はちょっとだけダメージを与えつつ回復しながらマナを貯めるので、序盤中盤は耐久よりに動きながら終盤に【波動】スキルで一気に決めます
波動
【マナライズ】や【エーテル】とは違い回復やマナを溜めたりはしませんが、高めの波動ダメージを与えてくれます。
【波動】スキルには"固定波動"と"参照波動"があります(僕がそう定義してるだけなので公式にはそう呼ばれてはいません)
[二段構えの猛攻]玄壱は固定波動で、出したら2000の波動ダメージを与えます。
[邪竜の花嫁]ロレットは参照波動で、出した時にそれまでに溜まっているマナの数を参照し、マナ1つにつき25〜50でダメージを出します。
50/50あって1につき40のダメージを出せる参照波動を出した場合は4000の波動ダメージを出します。
なお、ロレットは波動ダメージの中でも最大の上限ダメージ数を持っており、1につき40で75/75あれば6000ダメージ出ます。
他にもオラクルやコラプスなどがありますが割愛します。割愛するという事はそういう事です。
マナの強み
・防御駒や罠駒が一切効かない
基本的に波動ダメージでしかHPを削らないので、特殊罠やシールド、デバフによって妨害を受けることがありません。
現環境だとキンマモンやシアン、テュポーンなどは殆ど効かないので安全にダメージを通すことができます。現状、対策駒がないのはいい事ですね。
マナの弱み
・エーテル駒のダメージ、回復量が低い
アド量で考えた時に、先ほど挙げた彩祥名花が1800アドと、まぁ一般的なA駒なんです。
これが波動と回復に分かれているせいであまりダメージを与えられず、回復量も微妙になっています。
「回復しつつ少しずつダメージを与えていって、削れるタイミングで一気に決める」という、暗黒にコンセプトが似ているデッキではありますが、しかし竜鱗のような特定対面に強い駒もなく、回復量も微妙なのでやってる事は暗黒の下位互換です。
固定数値の回復でデバフやシールドに影響されないので安定しそうに見えますが、そもそも回復量が高くないので被ダメージに追いつきません
それなら序盤削ったりできるようなA駒やS駒をたくさん詰めばええやん!と思うでしょう。
その通りです。
しかし、それができればマナデッキは現在多少は環境に存在するでしょう
・構築制限があまりにもきつい
マナデッキは全ての駒に「自分のデッキに神駒と魔駒と竜駒がそれぞれ4枚以上入っているとき、自分のデッキにマナスキルを持つ駒が10枚以上入っている時に発動できる」と書いてあります。
こちらをご覧ください
彩祥名花とロレットです。
構築条件のマナスキル10枚という事ですが、ロレットはマナスキルにカウントされません。
序盤も序盤に言いましたが、マナスキルは「マナを溜めることができるスキル」です。
ロレットはマナスキルを持っておらず、しかしスキルコンボ共に強力な波動ダメージを与えるフィニッシャーです。
そう、マナデッキのフィニッシャーはマナスキルにカウントされないのです。
なので、マナデッキは【マナライズ】や【エーテル】のようなあまりダメージを与えられない駒を10枚入れて"かつ"波動フィニッシャーを3〜4枚入れる必要があります。一応スキルが固定波動、コンボスキルがエーテルのような駒はマナスキルカウントができるので、採用して多少ダメージを与える構築にはできます。
この時点で13〜4枚、今流行りの汎用つよつよ駒を入れようにも2〜3枚程度しか採用することができず、かつ強力な【波動】スキル駒がS駒に集中しているのでウィブ!!!トゥールラ!!!バフォ!!!キンマ!!!みたいな親の顔よりみた駒達のうち1枚程度しか採用する余裕がありません。
・事故が起きやすい
どうしてもフィニッシャーという役割にふさわしい参照波動の駒しかマナのダメージソースが存在せず、序盤引いても手駒に抱えたままとりあえず出すことができません。
引かないと勝てないので3〜4枚入れますが、エンデガやヴァイセのように捨てる選択肢が取りにくいです。フィニッシャーに依存しているのオセロニアにおける弱さなのでしょう。
この2枚はとても強力なのですが発動条件があり、初手でロレットのような参照波動と一緒に引いた時は泣きそうになります。
マナデッキが強くなる為には
構築条件や参照波動を入れる事による事故を取っ払ったらもうマナデッキ自体が全くの別物になるので、現実的な案をいくつか紹介します
彩祥名花が1800アド5/5ブーストという字面だけで見たら悪くない性能なのですが、全体的に【エーテル】が2000〜アド5/5ブーストか、条件付きで10/10ブーストくらいに数値が上がれば戦えるかもしれません。
・エーテル/参照波動のツインスキルを出す
これが一番事故率が少なく、かつ終盤に波動を引きたいタイミングでエーテルを引いて倒せない、というパターンが確実に減ります。
さらにエーテル/参照波動のツインスキルを複数入れる事で構築の【マナスキル】10枚条件のキツさを緩和することができ、汎用つよつよ駒をもっと多くの枚数いれることができるでしょう。
・参照波動の上限ダメージを無くす/上げる
あまりにもエーテル駒がダメージを出せないので、ロレットの6000ダメージ→コンボ6000でも削れません。
上限を無くすのは希望ですが、おそらく上限を無くしてしまうとソウルのようにエリーゼ投げて終わり!みたいなゲームにはなるかもしれないですし、何より今まで出てきた参照波動の駒が全部過去の物になってしまうので、8000上限の波動くらいは出して欲しいですね。
防御できない8000ダメージは脅威ですが、既存のエーテル駒がダメージを出せないのでこれくらいはしてほしいものです。
・マナを消費してダメージを出すスキル
たまにマナが80/80くらいまで貯まることがありますが、参照波動には上限が設定されていて意味がありません。
全てのマナを消費する代わりに1マナにつき40ダメージなどがあれば、強烈なデメリットと引き換えに高打点を叩き出すことができます。
全て消費でなくてもいいので、20/20消費する代わりに1マナにつき80ダメージといった、ある程度速効性のあるA駒があると嬉しいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。正直、現状マナはかなり弱いです。
波動ダメージという防御不可ダメージを使用するので調整を間違えてしまうと環境が壊れる恐れはありますが、まぁ現状強い駒が2〜3枚出たところであまり環境に影響はないでしょう。
たのみますよ、けいじぇいさん。
という事で、今回はこの辺で終わりたいとおもいます。
ここまで見てくださってありがとうございました!
それでは〜